果樹/スターフルーツ(原産)マレー地方、モロッコ群島、ジャワ島などの熱帯アジア(分類)カタバミ科ゴレンシ属の常緑中木(学名)Averrhoa carambola(別名)ゴレンシ、キーウィスター(利用)生食や薄く切ってサラダに利用されます。またジャムやゼリーなどのほかジュースやシロップ漬け、ピクルスなどにも利用されます。果実は皮をむかずにそのまま利用します。切り口が星型になることからスターフルーツと呼ばれていますが、美しい形をした果実はデザートを美しく飾ってくれます。酸味と適度な甘みがあり、さくさくしたさわやかな味です。(栽培)熱帯原産の植物ですが寒さにもある程度強く、関西以南での露地栽培が可能ですが普通は鉢栽培がよいでしょう。だいたい気温が15度を超えるようになると屋外で管理します。関西地方では5月にはいってからです。生育適温は20〜30度ですが最低温度は短期間なら-2度くらいまでは大丈夫です。枝は細くて、ツルのように伸びるのでしっかりした支柱で固定します。温かくなると肥料や水はたっぷり与え、日当たりで管理します。気温が上昇し、生育適温になると次々と花を咲かせ実ができます。自家受粉するので受粉樹はいりません。開花中は雨に当てないようにします。果実が大きくなってくると水を控えて管理し、果実が甘みを増すような管理をします。1房に4個以上付いた場合は摘果して3個くらいにします。果実が濃黄色になり、梅の果実のような香りがしてくると収穫します。(病害虫)病気の発生はほとんどありません。害虫は葉ダニ、スリップスが発生することがあります。 |